建築検査学コンソーシアムについて

趣旨

建築検査に係る学際的協力を前提に横断的・包括的な研究を行い、実践としての実務を進める建築検査学研究所の理念をベースとし、その理念に同意する各社と水平的連携を図り、公正中立で的確な建築検査理念・手法の確立および普及を目指します。

コンソーシアム設立のきっかけ

大場 喜和がこれまで行なってきた「建築検査学*」の研究成果をもとに作り上げてきた検査手法をスピーディに普及させるには建築検査学研究所1社の活動だけでなく、全国各地の検査に関わる企業との連携が必要です。そのため、コンソーシアムの理念に賛同する企業にはコンソーシアム会員として私たちとともに、この検査手法を用いた建築調査を全国各地で行なってもらいたいと考えています。

活動内容

  1. 建築検査において必要な技術・手法の研究と実践
  2. 勉強会、講演会、セミナー等の教育活動
  3. コンソーシアムにおける活動・成果の発信
  4. その他コンソーシアムの目的達成のために必要な事業

先端技術を用いた検査

これまでの検査・調査は熟練者の知見と経験値の判断により行われてきました。しかしながら、この方法では形だけの検査・調査をルーティンワークのように実行することも可能であり、問題を引き起こす原因だと考えています。この度開発したAIソリューションは、蓄積された画像データベースを用いたディープラーニングにより解析・判定を行います。これにより“属人的な部分を排除”した “効率的に正しい判定”が可能となります。また、判定結果は報告書として自動作成されます。画像データ取得にドローンを、解析・判定にAIソリューションを用いることで、従来行なわれてきた打診による全面調査や目視による判定に比べ、短期間で報告書作成までを行なうことが可能となります。

AIを活用したソフトウェアサービス

建築検査学コンソーシアム代表 大場喜和の知見とこれまで蓄積された膨大なデータを学習したAIモデルを作成。解析時に適切なパラメータを入力することで、より正しい結果を得ることができます。効率的に結果をアウトプットできるソフトウェアを活用し、報告書作成までを行ないます。従来1か月を要していた分析~報告書作成業務を1週間に短縮できます。
(1)Thermal Vision(赤外線画像AI 分析ソフトウェアサービス)
(2)Crack Vision (ひび割れ判定AI ソフトウェアサービス)

Thermal Vision(赤外線画像AI 分析ソフトウェアサービス)
Crack Vision (ひび割れ判定AI ソフトウェアサービス)

建築検査学: 既存建物検査・検証において発覚した、新築時に起因する瑕疵・不具合等を、新築時の設計・施工上の発生防止支援としてフィードバックすることであり、既存建物については維持、管理、点検、修繕の観点からいかに適切に長期的に存続させるかを提案すること

建築検査学コンソーシアム